超要約 [ 最強チームのつくり方 ]
最強のチーム構築の条件
「個人能力の高さ」でもなければ、「素晴らしい戦略」でもなく「カリスマリーダー」がいることでもありません。
安心な環境 を与えることが全てです。
しかし、容易ではありません。。
取り除かなければいけない妨害者
どんなに優秀でも、以下の特徴がある人はチームから排除すべきです。
士気が下がるような発言をするような人の具体例として以下のような人になります。
攻撃的
- 他人の意見に高圧的に否定する人
怠惰
- 「面倒くさくないですか〜」
- 「いつかやりまーす」
愚痴と文句
居てくれたら助かる!救世主:中和行動がとれる人
「まあ、そんな懸念もあるけど〜〜ですよね!」とか、ネガティブな発言があっても、丸っと良い方向にまとめてくれる発言ができるような人は、重宝 すべきです。
最強チームを作るのに必要なこと
安心な環境づくり
「代わりはいくらでもいる」
この発言だけはしないようにしましょう。
大切なのは、安心な環境 です。
「これからも、あなたらしくいて大丈夫」
このような言葉が飛び交うとベストです!
帰属意識を持とう!
自分が所属している組織で、そこに帰属している意識をしっかりもっていきましょう。
以下のようなことができると、より組織として 安心できる環境 になっていくと思います。
1.親密な交流
「一緒にご飯でもいこー!」
とか、よくご飯や飲みに誘ってくる人もいますよね?
いきすぎるのは良くないこともあったり、無理強いするのも良くないですが、相手との仕事やそれ以外での情報交換やたわいもない会話などが、良好な人間関係には大切な要素になってきます。
2.個人の尊重
「〇〇さんって、すごい!」
その人の良いところを見つけてみましょう。
それぞれの人がいろいろな凄いところ(個性)をもっています。
そこを見つけて、ぜひ、尊重 し合いましょう!
3.未来の約束
「このチームの〜〜な未来には、〇〇さんは欠かせない存在だよ」
「言ってはいけないこと」(「代わりはいくらでもいる」)の反対ですね!
ぜひ、明るい未来をイメージして、そこにメンバーが必要なことを語りましょう。
工夫できること 3選
近くに居よう!
「物理的な距離」が大切なようで、6m以内 がベスト!だそうです。
確かに「隣の席の子」とは、仲良くなりがちですよね!
発言権をみんなに与える!
みんなに意見を聞いていきましょう!
そして、意見を聞く時には、、
聞く力
「意見を聞く時には、決して遮らない 」
リーダーならやるべきこと!
権威にならない
「命令」ではなく、意見交換をしましょう。
ネイビーシールズの中で優秀な上司をメンバーに選んでもらった時に、選ばれたのは、、
「戦術が優れている上司」でもなく、
「強い上司」でもなく、
気さくな上司 だったそうです。
その上司は、部下に役職では呼ばせず、ニックネームで呼ばせた そうです。
というのも、トップダウンでうまくいく時といかない時があり、「トップダウンでは、ミスを防げない」から です。
常に「話しかけられやすい」空気作りをすることで、反論や反対意見も吸い上げられるようにしなければいけない そうです。
ただし、「建設的な反対意見だけを吸い上げる」「イエスマンだけを集めない」ようにしましょう。
その中でも場の空気は安心できる環境 を保ちつつ、反対意見はマイルドに言いましょう。
反対意見が攻撃的な場合は、、
厳しく、その者には去ってもらいましょう。
ここで「厳しさと優しさを併せ持つ」ことが大切になります。
弱さを見せる
まずはリーダーが弱さを見せていきましょう。
「あの人はリーダーだから強い人」
って思われてしまうと、「あの人に任せておけばいいや」と組織の力を最大限発揮できなくなってしまいます。
そして大事なのが、メンバーも弱さを見せる ことです。
相互に組織内で弱さを把握することで、補完し合うようになっていくからです。
繰り返しイズムを伝える
とにかく上記までで土台作り(交流) をします。
「あなたはここにいていい」
と言う安心感を与え続けて、、
そして最後にビジョンを掲げます 。
「現在・過去・未来」
その組織の「物語」を繰り返し語っていくことで、組織の方向性や意義を理解してもらうのです。