データ型とは?主な種類について
データ型とは
データベースでは、テーブルを作成する時に それぞれの列に指定した形式のデータしか入力できないように設定 します。
この指定するデータ形式を データ型 といいます。
主なデータ型の種類
主なデータ型は3種類になります。それぞれ説明していきます。
- 数値型
- 文字列型
- 日付・時刻型
数値型
int型(イント)
・・・整数:-2147483648 ~ 2147483648tinyint型(タイニーイント)
・・・とても小さな整数:-128 ~ 127float型(フロート)
・・・小さい(単精度)浮動小数点数double型(ダブル)
・・・普通サイズ(倍精度)浮動小数点数int unsigned
・・・数値は符号なし(=正の整数)だけ扱うとすることができます。tinyint(1)
・・・真偽値 true(数字の1で管理) / false(数字の0で管理) を扱うことができます。
MySQLでは0とnullがfalseで空文字を含むそれ以外の値はすべてtrueになります。
※null(ヌル)・・・データが存在しないことを表す値です。
実務上は、以下のような感じで使います。
- 整数型は int
- 整数の中でも真偽値を扱いたいときにや、127以下の数字を扱う時は tinyint
- 少数を扱う時は double
- float は、使う理由が明確にある場合に使うくらいかと思います。
文字列型
-
char型(キャラ)
・・・固定長の文字列255文字までをいれられます。
文字列を格納する時に指定した長さになるようにスペースが埋め込まれます。
ex) 社員番号で5桁を固定 SH001 定義方法:char(5) -
varchar型(バーキャラ)
・・・可変長の文字列255文字までをいれられます。
ex) URLの入力 htttps://www.database-education.com/ 定義方法:varchar(255) -
text型
・・・長い文字列65535文字までをいれられます。
実務上は255文字までは varchar 、それ以上は text とすることが多いと思います。
日付・時刻型
- date型・・・日付 1000-01-01 から 9999-12-31
- datetime型・・・日付と時刻 1000-01-01 00:00:00.000000 から 9999-12-31 23:59:59.999999
- time型・・・時刻 -838:59:59 から 838:59:59