実際にSQLを書いてselect文の使い方を学習します。
select文のポイント
データベースからデータを取得するためのコマンドです。
基本構文
select 列(カラム)1,列(カラム)2, ... from テーブル名;
全ての列を取得したい場合は「*」(ワイルドカード)を使います。
select * from テーブル名;
練習1:[city]テーブルの情報を取得してみる
構文を利用してテーブル情報を取得してみてください。
【初心者向けDB講座-MySQL編-】#3-1(練習の答え)
列を指定してデータを取得
select文について列を指定してデータを取得する方法について記載します。
「*」(ワイルドカード)を使って全てのデータを取得するよりも、列を絞ってデータを取得した方が負荷が少なく高速です。
そのため実務では、基本的には必要なカラムを絞ってデータを取得します。
例題:IDとNameの列だけデータを取得してください
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use world; select ID, Name from city; |
練習2:[countrylanguage]テーブルの[CountryCode]と[Language]情報を取得してみる
構文を利用してテーブル情報を取得してみてください。
【初心者向けDB講座-MySQL編-】#3-1(練習の答え)
列に別名をつける
select文で取得したいカラムのあとに、as 付けたい名前 を入れます。
as は省略してカラム名のあとに 付けたい名前 でも大丈夫です。
select 列(カラム)1 as 付けたい名前,列(カラム)2 as 付けたい名前, ... from テーブル名;
例題:cityテーブルのNameは「名前」、Populationは「人口」に列名を変更してください
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use world; select Name as 名前, Population as 人口 from city; |
列に対して演算を行う
テーブルから取得したデータをそのまま使わずに計算した結果を出力できます。
例題:cityテーブルのNameは「名前」、Populationは「人口」に列名を変更して人口は千人単位で表示してください
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use world; select Name 名前, Population 人口, Population * 0.001 as 千人単位の人口 from city; |