【初心者向けDB講座-MySQL編-】#1:データベースの概要

はじめに

データベースの専門家ではありませんが、勉強する中で得た情報を出来るだけ自分なりにシンプルに、わかりやすく解説をしていきます。
「あーなるほどね」と、少しでもお役に立てたらうれしいです。
「#」で短めに記事を分けていますので、必要な箇所だけピンポイントにみていただいても、順番でみていただいてもいいように書いています。

データベースとは

検索や蓄積が容易にできるように整理された情報の集まりです。
データを取り扱う手段として、ほぼ全てのシステムが何かしらのデータベースを使用しています。

データベースが必要な理由

  1. 大量のデータから必要なデータを取り出すため
  2. 多人数でデータを共有して利用するため
  3. データの保護

DBMSの種類

Relational Database:RDB

現在最も広く利用されているデータベースです。 Excelのシートのように列と行からなる2次元の表形式でデータを管理します。 SQLという専用の言語を用いてデータを操作します。

代表的な製品 [Open Source]

  • MySQL
  • MariaDB ※MySQLから派生したOSSのRDBMS
  • PostgreSQL(ポストグレス/ポスグレ)
[商用]

  • Oracle Database ※Oracle社のRDBMS
  • SQL Server ※Microsoft社のRDBMS
  • DB2 ※IBM社のRDBMS

KeyーValue Store:KVS 検索に使う(Key)と値(Value)の組み合わせだけの単純な形でデータを保存します。

ex) name:tanaka, gender:male

主な製品 - memcached(メムキャッシュディー):OSSのKVS

  • Redis(レディス):OSSのKVS

Object Oriented Database:OODB(オブジェクト指向データベース)

データとそれを操作する処理をまとめて「オブジェクト」という単位で管理します。
※現在は、あまり使われていないです。

XML Database:XMLDB

インターネット上でやりとりされるデータ形式XMLを大量かつ高速に扱うことができるデータベースになります。
現在は、あまり使われていないです。

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