【初心者向けDB講座-MySQL編-】#4-1:さまざまな集約関数

集約関数とは

SQLでテーブルの値を集計するために使う 関数(function) です。
関数(function)とは、さまざまな計算をまとめたものです。

sum集約関数

合計値を求める集約関数です。

基本構文

※exprの合計値を返します。

例題:cityテーブルのID「1」~「4」のPopulationの合計値を出してください

avg集約関数

平均値を求める集約関数です。

基本構文

※exprの平均値を返します。

例題:cityテーブルのPopulationの平均値を出してください

min集約関数

最小値を求める集約関数です。

基本構文

※exprの最小値を返します。

例題:cityテーブルのPopulationの最小値を出してください

max集約関数

最大値を求める集約関数です。

基本構文

※exprの最大値を返します。

例題:cityテーブルのPopulationの最大値を出してください

count集約関数

対象の行数を数える集約関数です。

基本構文

  • exprの行数を数えます。
  • count(*) とするとテーブルの行数を取得できます。

例題:countryテーブルの数を出してください

練習1:countryテーブルでContinetがAsiaの数を出してください

構文を利用してテーブル情報を取得してみてください。

【初心者向けDB講座-MySQL編-】#4-1(練習の答え)

重複を排除したcount

構文

  • exprの行数を重複を排除して数えます。

例)ユニークユーザー数を求める

user_id
10
20
30
50
20
20
  • 重複を排除した 4人 (10,20,30,50)が数えられる

例題:countryテーブルでContinentがAsiaでIndepYearが重複しているものは排除して数を出してください

  • 重複を排除しないと 47 になります。

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