概要
集約関数による 値の集計 について学習します。
主な学習内容としては以下になります。
必要な記事だけ参考にしてもらっても、順番に試してもらってもいいように記事はそれぞれ独立して説明しています。
主な集約関数
expr expression:式と意味です。下表の (expr) の部分は 引数(parameter) と呼ばれ、呼び出すごとに異なる値を関数に渡すために使用されます。
関数 | 意味 |
---|---|
sum(expr) | 合計値 |
avg(expr) | 平均値 |
min(expr) | 最小値 |
max(expr) | 最大値 |
count(expr) | 行数 |
nullの扱い
集約関数では、基本的に null は無視されます。
例えば下表の場合、平均は (20+10) / 2 = 15 になります。
ポケモン | レベル |
---|---|
ピカチュウ | 20 |
ギャラドス | null |
フシギダネ | 10 |
可能であればトラブルも減るため、値にnullが含まれないようにしましょう。
nullを許可した場合、0とnullの違い や nullと空文字の違い を意識する必要があります。
nullとは?
値がないことを示す特別な表現のことです。数値の 0 でも、長さの 0 でもなく値がないことを示します。