【初心者向けDB講座-MySQL編-】#7:テーブルの結合

概要

テーブルの結合とは

複数のテーブルを結合して、新しく1つのテーブルのように出力することを テーブルの結合 といいます。
テーブル同士をある条件で結合することにより、正規化なしの状態 を作り出します。

テーブルの正規化とは

テーブルを結合する際に、テーブルを分けて情報の重複をなくしていく作業正規化 といいます。
"ダブりをなくす"という感じですね。

正規化するメリット

特別な理由がない限り、基本的にはテーブルは正規化します。

  1. データ管理が容易
  2. データ容量の削減

主キーと外部キー

主キー(Primary Key)とは

一つの行を特定できる列のことです。

外部キー(Foreign Key)とは

他のテーブルとの関連付けに使う列のことです。

リレーションシップの種類

主キーや外部キーによるテーブル同士の結びつき・関連性の種類について以下のようになります。

1 対 多

事例

  • 請求書 vs 請求書明細
  • 顧客 vs 注文
  • 国 vs 県

多 対 多

事例

  • ブログの投稿 vs ブログの投稿カテゴリ
  • PCの種類 vs PCの大きさ
  • ゲーム機の種類 vs ゲームソフト
    ex )
ゲーム機の種類 ゲームソフト
PlayStation Final Fantasy
- モンスターファーム
- パワフルプロ野球
任天堂64 マリオカート
- スマッシュブラザーズ

1 対 1

※特殊なのであまり使う機会がない

select文の記述順序と実行順序

必ず以下の順番を守るように注意しましょう。

No 意味
1 select 取得行(カラム)の指定
2 from 対象テーブルの指定
3 inner join
outer join
結合処理
4 where 絞り込み条件の指定
5 group by グループ化の条件を指定
6 having グループ化した後の絞り込み条件を指定
7 order by 並び替え条件を指定
8 limit 取得する行数の制限
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